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執筆者の写真渡部 愛

南インドケララ パンチャカルマレポート③

更新日:8月28日

* 心の内側の景色


ケララの気候は、10月~3月が乾季、4月〜5月が夏季、6月〜9月頃が雨季だそうです。


なので今は雨季でオフシーズン的な時期なんですが、最高気温はせいぜい30℃程度なので、海沿いのこの施設では風が通ってとても過ごしやすいですし、真夏の日本よりも断然快適です。


到着してから数日間は雨も全く降らなかったので洗濯物もよく乾きました。

その後は毎日1、2回くらいスコールが降ってますね。



※これはレストランの入り口。Somatheeram Ayurveda Villageの全ての建築物は、国内のアンティーク素材を再利用して作られているそうです。どこを切り取っても味のある景色。



さて、トリートメントの記録はちょっと傍において、私の個人的な体験について書いてみようと思います。


8/6の夜中に到着したので、一応ここでの滞在は今日(8/15)で10日目、パンチャカルマは丸9日間。


心と体の変化を丁寧に観察しながら静かに過ごしたいと思ってるけど、毎日何かとスケジュールが詰まり気味でいつも時間を気にしてて、なかなかゆっくり内側には入れない。

 

とは言え、日本での生活と比べると圧倒的に低刺激で、まず仕事をしてないんだから頭はかなり休まってる筈ではある。


※ある日の朝練



朝夕のヨガや音楽の練習もほとんど毎日出来てるし、連日オイルを使ったトリートメントを受け続けて心身共にしっとり潤ってます。


※Celebration of Independence Day



一人で静かな時間を過ごしている時だけ自分の内面を深く感じられる訳ではなく、皆んなと過ごしている時にも、もう一つの目で自分の心や言動を観察することによって、同じように内面を見つめることもできる。


※いつも綺麗にしてくれてありがとう



この、ケララパンチャカルマリトリートに参加してる方々は、基本的に心根がとても穏やかで優しい。当然多少気も遣うけど、毎日良い刺激を与えあってるなぁって思う。なんて恵まれた環境なんでしょう。


※毎日落ち着いてヨガの練習ができる幸せ



折り返し地点をすぎた今日改めて、ここでの毎日をマインドフルに、今あるものに感謝して受け取りながら過ごしたいです🙏


【後日追記】


振り返ってみると、この時点ではまだ中盤なので心や体の変化を客観的に捉えられていなかったんだなと思います。


目の前で起こることが今までの日常とは全く違うけれど、まだまだここで一週間以上も過ごすと思うと、どんな風にリズムを作って、その中でマイペースを見つけていこうか?感じながら思案していたように思います。


そんな戸惑いも、貴重な体験でした。


良くも悪くも、日本では習慣の中にどっぷり浸かっていたから、帰国後に習慣をどう変えて行きたいか...、落ち着いて考えられるようになったのは、パンチャカルマが終わった後でした。


親しい友達や家族と来るのも良いのかも知れないし、今回のように初めましての方がほとんどという環境で過ごせたことも、自分自身を見つめ、本当に大事なことは何か?考え直すきっかけとして素晴らしい体験でした。


続く...



yogini_ai


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